回復期リハビリテーション病棟
回復期リハビリテーション病棟の役割
脳血管障害や骨折の手術など急性期で治療を受け、病状が安定し発症から1~2ヶ月以降の状態を回復期といいます。 この回復期といわれる時期に集中的なリハビリテーションを実施し、低下した能力を再び再獲得させ、病気やけがによって心身の機能に障害をもった人々が、再び家庭や社会で生活できることを目指します。手足の動きなどの機能の回復を目指す治療だけでなく、義肢・装具や補助具の処方と装着指導、日常生活自立のための指導、家庭復帰・社会復帰のための社会資源活用への助言、心理的援助などの総合的なアプローチを行います。
当院の回復期リハビリテーション病棟の特徴
当院は、平成21年8月に回復期リハビリテーションを開始いたしました。365日、患者様の在宅復帰に向け、1日1人当たり2時間~3時間のリハビリテーションを提供させていただいております。また、急性期病棟も併設されているため、状態に応じて急性期病棟での専門的な治療を受けることも可能となっています。
退院後も継続したリハビリテーションが行えるように、外来リハビリテーション、訪問リハビリテーション、通所リハビリテーションを実施しており、退院後の生活までフォローしていける体制を整えています。
回復期リハビリテーションの対象となる疾患
| 対象疾患 | 入院上限日数 |
|---|---|
|
脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、クモ膜下出血のシャント術後、 脳腫瘍、脳炎、急性脳症、脊髄炎、多発神経炎、多発性硬化症、 腕神経叢損傷等の発症若しくは手術後の状態又は義肢装具訓練を要する状態 |
150日 180日 ※高次脳機能障害や重症脳血管障害等の場合 |
|
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節若しくは膝関節の骨折 又は2肢以上の多発骨折の発症後又は手術後の状態 |
90日 |
|
外科的手術後又は肺炎等の治療の安静により 廃用症候群を有しており、手術後又は発症後の状態 |
90日 |
|
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節又は膝関節の神経、筋 又は人体損傷後の状態 |
60日 |
| 股関節又は膝関節の置換術後の状態 | 90日 |
※発症から約2か月以内程度の方が対象となります。
回復期リハビリテーション病棟のチーム医療
回復期リハビリテーション病棟では、日々の生活をお世話させていただく病棟看護師と介護士がいます。主な仕事として、患者様の治療や体調管理、着替え・トイレ・入浴介助等を行い、リハビリスタッフと連携して起床から就寝まで1日の生活を個々の患者様に合わせ、日常生活をサポートいたします。
また、医療ソーシャルワーカーが退院先・退院後の生活の相談、介護・医療サービスの説明など、他の専門職と協力して入院から退院に向けたサポートをしており、相談の窓口にもなっています。
管理栄養士も病棟に配置されており、病棟生活において栄養面からのサポートや退院後の栄養指導も行っています。
自宅訪問について
ご自宅へ退院される患者様に対し、理学療法士や作業療法士の専門の知識をもったスタッフが、ご自宅を訪問し、玄関の段差、廊下、階段、トイレ、浴室などの家屋構造を拝見させていただき、手すりの設置等の家屋改修の提案や福祉用具の選定のアドバイス等を行わせていただいています。
また、それに基づき、入院中より退院後のご自宅での生活を想定したリハビリテーションの実施を行っていきます。
色合い
文字サイズ