医療法人社団慈優会 九十九里病院

平成30年10月12日、御宿町の御宿小学校にて出前講座（福祉体験学習）を行いました。

元気いっぱいの4年生、41名が参加されました。

今回は4つの体験（「手話体験」「アイマスク体験」「車椅子体験」「高齢者疑似験」）をグループごとに行いました。『手話体験』にはいすみ市手話サークル「コモの会」の方々が協力して頂き、楽しく元気いっぱいに手話についてのお話しをして下さいました。手話サークルの方々はとてもエネルギッシュであり、小学生たちも興味津々でした！！！

「アイマスク体験」では、アイマスクをつけての歩行体験に加え、ユニバーサルデザインの紹介も行い、普段何気なく使っている、見ている物にも工夫がされていることについて驚き、興味を持っていただけました。「車椅子体験」では、車椅子についての注意事項などを学んだ上で、車椅子の介助と車椅子の自走を体験しました。介助で段差を越えたり、自分で車椅子を操作しながら方向転換をする等、車椅子操作の基本から応用まで学ぶことができました。「高齢者疑似体験」では、御宿町社会福祉協議会協力のもと、右半身が不自由な方の設定で片側の手足に重りやサポーター、視野狭窄ゴーグル等高齢者疑似キットを身に着けて階段昇降や、ものを拾う、折り紙を折る、マットに寝転んでから起き上がる動作等を体験しました。疑似キットを身に着け、身体の片側が不自由になった際にどういうことが大変か、どうすれば動きやすいかを考えながら体験しました。

今回の様々な体験を通して、障害者や高齢者に対する関心や福祉に関する理解を深め、今後に生かしていただけたらと思います。本日ご参加いただいた御宿小学校の皆様、コモの会の皆様、社会福祉協議会の方々、ありがとうございました。