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理念

理念

九十九里病院は九十九里町とその周辺の広域の住民を対象として急性、亜急性、慢性を問わず、いつでも誰でも安心してかかれる良質な医療を提供する医療機関となる事を目指します。

基本方針

1 医療の提供

地域医療を担う責任ある病院として、急性・慢性、緊急度・重症度、初期・終末期を問わず病む人・家族に提供できる医療体制を整備する。

 

2 医療安全管理体制

院内の医療安全管理体制の確立、維持のため全ての職員が「安全性」を最優先することを意識し行動する。

 

3 生命の尊厳

医療の基本である患者の権利と生命の尊厳の擁護・尊重が常にいかなる場合にもされなければならない。


 

4 医療水準の向上

医療水準の向上・維持は診療の質を保証するもので、医学学習・研修参加に努めなければならない。

患者様の権利

◆患者の権利に関する世界医師会(WMA)リスボン宣言・要約

前文

医師、患者、社会一般という3者間の関係は近年著しく変容して来ている。
医師は常に自己の良心に従い、患者の最善の利益のために行動すべきであるが、患者の自律と公正な処遇を保障するためにも同等の努力を払うべきである。
本宣言は医療従事者が是認し、推進すべき患者の主要な権利を全てではないが列挙したものである。

原則

1.良質の医療を受ける権利
  何人も差別されることなく適切な医療を受ける権利を有する。
2.選択の自由
  患者は、民間であると公的であるとを問わず
  医師や病院あるいは保健サービス施設を
  自由に選択し変更する権利を有する。
3.自己決定権
  患者は自己決定権、すなわち、自分自身について
  自由に決定を下す権利を有する。
  医師は患者が下そうとする決定によりどんな結果が
  もたらされるかについて患者に情報を提供すべきである。
4.意識喪失患者
  a.意識のない患者あるいは自己の意思を表現できない患者の場合、
   インフォームドコンセントはできる限り患者の法律上の権限を有する
   代理人(法定代理人)に求めるべきである。
  b.法定代理人の不在時に医療処置が緊急に必要になった場合、
   患者がこうした状況下での医療処置を拒否する意志あるいは信念を
   明らかにしていない限り、患者の承諾があったものとみなす。
5.法的無能力者
  患者が未成年者あるいは法的無能力者である場合は、
  本来患者の同意が必要な状況では患者の法定代理人の
  同意を求めるべきである。
  緊急を要する場合、医師は患者の最善の利益に即して
  行動することが求められる。
6.患者の意思に反する処置・治療
  患者の意思に反する診断上の処置あるいは治療は、
  法が特に許容し、かつ医の倫理の諸原則に合致する場合にのみ、
  例外的に行なうことができる。
7.情報に関する権利
  患者は自分の診療録(カルテ)に記載された自分自身に関する情報を
  開示され、自己の健康状態(自己の病状についての医学所見を含む)
  について十分な情報を得る権利を有する。
8.秘密保持に関する権利
  患者個人情報の開示は患者本人が明確な承諾を与えるか、法律に
  明確に規定されている場合のみ許される。他の医療従事者への
  情報開示は、患者が明確な承諾を与えていない限り、業務遂行上
  知る必要がある範囲内でのみ許される。
9.健康教育を受ける権利
  何人も十分な情報・知識を踏まえて自己の健康や保健サービスに関する
  選択が行なえるようになるため、保健教育を受ける権利を有する。
10.尊厳性への権利
  患者の文化的背景や価値観と同じく、その尊厳およびプライバシーは
  医療や医学教育の場において常に尊重されなければならない。
11.宗教的支援を受ける権利
  患者は霊的及び倫理的慰安(自分で選んだ宗教の聖職者の支援を含む)
  を受ける権利を有し、また拒絶する権利も有する

個人情報保護方針

当院は信頼の医療に向けて、患者様に良い医療を受けて頂けるよう日々努力を重ねております。
「患者様個人情報」につきましても適切に保護し管理する事が非常に重要であると考えております。そのために当院では、以下の個人情報保護方針を定め確実な履行に努めます。

1、個人情報の収集について
当院は、患者様の個人情報を収集する場合、診療、看護および患者様の医療に関わる範囲で行います。その他の目的に個人情報を利用する場合は利用目的をあらかじめお知らせし、ご了解を得た上で実施致します。

2、個人情報の利用および提供について
当院は、患者様の個人情報の利用につきましては以下の場合を除き、本来の利用目的の範囲を超えて使用いたしません。
・患者様の了解を得た場合
・個人を認識あるいは特定出来ない状態に加工して利用する場合
・法令等により提供を要求された場合
当院は法令の定める場合を除き、患者様の許可無く、その情報を第3者に提供いたしません。

3、個人情報の適正管理について
当院は患者様の個人情報について、正確かつ最新の状態を保ち、患者様の個人情報の漏洩、紛失、破損、改ざん又は患者様の個人情報へのアクセスを防止する事に努めます。

4、個人情報の確認・修正等
当院は患者様の個人情報について患者様が開示を求められた場合には、遅延無く内容を確認し、当院の「患者情報の提供等に関する方針」に従って対応致します。また、内容が事実でない等の理由で修正を求められた場合にも調査して適切に対応を致します。

5、法令の遜守と個人情報保護の仕組みの改善
当院は個人情報の保護に関する日本法令、その他の規範を尊守するとともに、上記の各項目の見直しを適宜行い、個人情報保護の仕組みの継続的な改善を図ります。

6、問い合わせ窓口
当院の個人情報に関するお問い合わせは、各部署責任者または、下記の窓口をご利用下さい。

個人情報保護相談窓口  地域医療連携室及び総務課

平成22年4月1日
                            医療法人社団慈優会 九十九里病院
                                    理事長 寺門廣輝


この方針は、患者様のみならず、当院の職員および当院と関係のある全ての個人情報についても上記と同様に取り扱います。

当院の業務で想定される個人情報の利用目的

当院での利用

1、当院での患者様等(検診・健診)に提供する医療
2、医療保険事務
3、患者様に係る管理運営業務のうち、
  ■入退院等の病棟管理
  ■会計・経理
  ■質の向上・安全保護・医療事故あるいは未然防止等の分析・報告
  ■患者様への医療サービスの向上


他の事業者への情報提供

「当院が患者様等に提供する医療のうち」
 ■他の病院、診療所、社会復帰施設、助産院、薬局、訪問看護ステーション、
  介護サービス事業者との連携
 ■他の医療機関からの紹介への回答
 ■患者様等の診療等にあたり、外部の医師等の意見・助言を求める場合
 ■検体検査業務の委託・その他の業務委託
 ■家族等への病状説明

「医療保険事務のうち」
 ■保険事務の委託
 ■審査支払い期間又は保険者へのレセプトの提出及び照会への回答

「事業者等からの委託を受けて健康診断を行った場合における、事務所へのその結果の通知」

「医師賠償責任保険などに係る、医療に関する専門の団体、保険会社等への相談又は届出等」

「第3者機関への室の向上・安全確保・医療事故対応・未然防止等のための報告」

上記以外の利用目的

 

当院での利用

「医療機関等の管理運営業務のうち」
 ■医療・介護サービスや業務の維持・改善のための基礎資料
 ■医師・看護師・薬剤師・検査技師・放射線技師・理学療法士・栄養士・医療事務等の
  学生実習への協力
 ■医師・看護師・薬剤師・検査技師・放射線技師・理学療法士・栄養士等の教育・研修
 ■症例検討・研究及び培険・臨床病理検討会等の死因検討
 ■研究・治療および市販後臨床試験の場合。関係する法令、指針に従い進める。
 ■治療経過および今後調査、満足度調査や業務改善のためのアンケート調査


学会・医学誌等への発表

 ■特定の患者・利用者・関係者の症例や事例の学会、研究会、学会誌等での報告は、氏名、生年月日、住所等を削除することで匿名化する。匿名化が困難な場合は、本人に同意を得る。


他事業者等への情報提供をともなう事例

「当院の管理運営業務のうち」
 ■外部監視機関への情報提供
 ■当該利用者に依託サービスを提供するほかの依託サービス事業者や居宅介護支援事業所等との連携
  (サービス担当者会議等)紹介への回答



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