九十九里病院栄養課では、管理栄養士2名、調理師7名と調理スタッフ20名で、入院患者様に満足していただけるよう、心を込めた食事サービスの提供を日々心がけております。
①栄養指導(外来栄養指導・入院時栄養指導・退院時栄養指導)
食事指導を必要とされる患者様に、個々の疾病に合わせ、日常の食生活の中で長く続けられる食事の提案をさせていただきます。
②退院支援会議
患者様の退院にむけ、多職種と連携し、栄養管理の面から検討・支援させていただきます。
③NST(Nutrition Supporting Team)栄養サポートチーム活動
栄養管理計画を作成し、患者様個々の栄養状態や食事の喫食状況を把握し検討しています。
NSTによる栄養管理を実施しており、栄養状態のよくない患者様に対して多職種が集まり改善方法を検討し働きかけをしています。毎週1回、症例検討し、チームによる病棟回診を行っています。
患者様へ提供させていただく食事は、治療の一翼を担うものでなくてはなりませんが、限られた条件の中で、患者様個々の多様な嗜好を考慮し、安心・安全で楽しんでいただける食事を提供できるよう努めています。
食事には、形態的特徴で分類した一般食、疾病治療・改善を目的とする治療食、摂食・嚥下が困難な患者様を対象とした摂食訓練食、経管栄養等があります。
又、毎月イベント食として、その季節の旬の食材を使った料理に四季折々のメッセージカードを添えて提供させていただいています。
秋の旬の味覚の「松茸」や「さつま芋」など、食事を通して患者様に「手作りの秋」をお届けさせていただきました。
行事食に添えるメッセージカードも患者様に喜ばれています。