医療法人社団慈優会 九十九里病院

令和元年７月５日山之内病院にてリハ職向けに「山武長生夷隅圏域合同集合会」を当院主催で開催しました。圏域内の約３５施設・８０名のリハビリ専門職の方々が参加されました。昨年度の活動事業報告や今年度の事業課題についての内容を報告させていただきました。主に千葉県内の圏域内では高齢化率が高く地域リハビリにおける需要が高くなってきていますが、圏域内でちば地域リハパートナーが不在の地域が、約７市町村存在しどうやって連携を深めていくか今後の課題だと感じました。また平成30年度の4月以降ちば地域リハパートナーの登録数が増加していないので地域リハの需要が高まっている昨今ちば地域リハパートナーの拡充を図ることで地域が元気で健康な街づくりにつながると感じました。
そのために、現在圏域内でのリハ資源がどのような状況下にあるのか、状況を把握するためのアンケート調査をリハ職向けに行っています。
地域リハビリを行っていく上で、保健師の方々との連携を築くことで、よりスムーズに地域リハビリとの関わりが円滑になることを再認識しました。千葉県理学療法士会の会長の田中会長の講演の中にもあった、一本釣りのような情報共有をとるのではなく、網漁のような広範囲にわたり連携の幅を広めることで、効率よく迅速な対応ができる関係づくりが大切なのだと感じることが出来ました。
このようなことを含め、圏域内全17市町村との顔の見えるネットワークの強化や連携の強化は今後の重点目標でもあることを再確認できました。
この度はご参加された皆様、ご多忙の中お集まり頂きありがとうございました。今後の山武長生夷隅圏域における地域リハビリテーションの発展のため、皆様方の協力が必要不可欠です。今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。